九州中央山地に抱かれる地、五家荘。かつて、天下を分けた壇ノ浦の戦いに敗れた平家一門。その一部は、源氏の追撃を振り切り、九州最奥の地・五家荘に逃れてきた。以来、隠れ里として悠久の歴史を紡いできた泉町には、平家ゆかりの地名や伝説、建造物が残り、落ち延びた人々の息づかいを今に甦らせる。周囲には、大瀑布や、秋になると山全体を燃やすように色づく紅葉が見れる。平家一門歴史情緒豊かな史跡群と息をのむような大自然、ひとたび足を踏み入れれば、五感を刺激されることは間違いない。
物産館 | |
ふれあいセンターいずみ | 0965-67-3500 |
吉野屋旅館 | 0965-67-2015 |
旅館 五家荘 | 0965-67-5128 |
山女魚荘 | 0965-67-5201 |
樅木山荘 | 0965-67-5211 |
しゃくなげの宿 | 0965-67-5225 |
佐倉荘 | 0965-67-5267 |
平家荘 | 0965-67-5256 |
左座荘 | 0965-67-5466 |
民宿 おくがわ | 0965-67-5011 |
季節のみどころ 動画紹介
泉町の玄関口、下岳地区に建ち、泉茶や手づくりの加工品が並ぶ特産品ショップのほか、新鮮な地場産野菜が揃う採れたて市などもある。囲炉裏を囲んでのヤマメ料理をはじめ、滋味豊かな旬の味が楽しめるのに
加え、地元ならではの観光案内も行っている。
壇ノ浦の戦いで敗れた平家。平清盛の孫である清経が、源氏の追撃を恐れ「緒方」と姓を変え隠れ住んだと伝えられる屋敷。300年前の合掌造りの家屋内には、隠し部屋もあり人目を忍んだ暮らしぶりが伺える。
言い伝えによれば、平安時代、菅原道真の嫡男は左座太郎と改名し、仁田尾の地に落ちのびた。屋敷は約200年前に建てられたといわれ、菅原家の家紋である梅の文様や、3つの玄関など、独特の造りを見ることができる。屋敷内には古文書も展示されている。
平家の落人伝説をテーマに、五家荘の歴史や暮らしを数々の展示品や映像などで紹介している。朱塗りの能舞台では平家琵琶や夜神楽なども催され、併設される茅葺き屋根の古民家で味わう山菜料理は絶品。
山の暮らしと芸能の資料室では五家荘の農業や暮らしを紹介。久連子古代踊りの笠に羽根が使われる久連子鶏の飼育施設などもある。
白鳥山で清経が放った矢に導かれ、次男・近盛はこの地へ移り住んできたと伝えられる。風物詩となっている「久連子古代踊り」は、久連子鶏の尾羽根で作った笠(シャグマ)をまとって舞う姿が人気を集める。
最大40人まで宿泊することができる研修施設。廃校になった小学校の跡地にあり、木工室やキャンプファイヤー施設などを備える。緑に包まれた木造の建物は、どこか懐かしい雰囲気がただよう。
球磨川と川辺川源流が交わる渓流にあるキャンプ場。清らかな水が流れる中で、水遊びや川釣りが楽しめる。(要遊漁券)キャンプ用品のレンタルも充実していて、バンガローやテント、炊事場も常設。小さい子ども専用の人工河川も人気。
「日本の滝百選」にも選定されている落差70mを誇る名瀑。五家荘での滝を意味する轟。その名の通り、大地に轟くように突き刺さるさまは圧巻。秋には紅葉が見頃を迎え、山紫水明の景観を呈す。
「幻の滝」と伝えられていた梅の木轟の滝に渡れるように、と架けられた。吊り橋によく見られる補助ロープや、支柱を配さない流麗で女性的なシルエットは景観を損なうことなく、渓谷の美しさと見事に調和している。
以前は生活のためのかずら橋だったが、現在は地元の杉や栗の木を使った2つの親子橋となっている。上段にあるのが橋長72m、高さ35mの「あやとり橋」で、一段低い場所にあるのが橋長59m、高さ17mの「しゃくなげ橋」である。
廃校になった校舎をそのまま利用した施設。レクリエーションホール(旧体育館)や調理室もあり(別途要使用料)
ドイツ・オーストラリアの個人客を初めとして、アメリカの団体などもガイドしています。熊本県登録で五家荘在住の通訳案内士が、通常の日本観光では飽き足りないお客さんをご案内 します。五家荘民宿での宿泊までお付き合いします。また、五家荘だけでなく熊本県全域での ガイドを行っています。
九州脊梁の山々をガイドします。写真のような外国人観光客だけではなく、もちろん日本人のガイドも行っています。季節や花など、ご要望や時期に応じたコースをご提案致します。
五家荘在住の書道有段者による指導で、書道の基礎を体験することが出来ます。書道セットは当方でご用意いたします。出来上がった“作品”は持ち帰ることが出来ます。
茶
泉町で生産される茶葉のほとんどはぐるっと丸まった「玉緑茶」でまろやかな口当たりで、渋みが少ないのが特長である。
ゆず
五家荘でとれる柚子は、その清々しい香りで一度口にするとすっかり虜になる。加工品としては柚子胡椒がおすすめ。絶妙の辛みと柚子のさわやかな香りと風味の組み合わせは絶妙。
ヤマメ
清冽な水で育ったヤマメのおいしさは囲炉裏端でじっくりと。真空パックで冷凍した「五家荘ヤマメ(冷凍)」、甘露煮もあり。
とうふの味噌漬け
縛って持ち運べるほどの固い豆腐を使用。数か月間、味噌に漬け込み、熟成させるとチーズのような風味が生まれた。
梅干し
五家荘産の梅を使用。豊かで野趣味あふれる梅の風味がクセになる。
お問い合わせ
◎八代市泉支所地域振興課
電話/0965-67-2111